2009年7月10日 (金)

万里の長城を訪ねて、中国・河北省の旅

Jinshanling 現存する万里の長城を訪ねて、中国は河北省の旅へ添乗してまいりました。万里の長城、と言えば中国を代表する世界遺産ですが、東西総延長8,851.8kmに渡るこの遺跡を一目で見渡す、ということはできるわけもなく、この度は北京近郊から東の部分の8ヶ所の長城を訪れてきました。訪れたのは東から順番に、老龍頭長城、山海関、黄崖関長城、司馬台長城、金山嶺長城、古北口長城、慕田峪長城、八達嶺長城です。
かつてはちょっとした登山だった長城観光ですが、最近ではある程度まではケーブルカーで登れる場所も多くなりましたので、比較的どなたにも長城を訪れて頂くことができるようになりました。が、やはり実際に自分の足で歩いてこその長城の旅です。自然の山並みにそって石が積まれているので、場所によってはその勾配や距離になかなか苦労することも。建築時の苦労も偲ばれます。けれど楼閣の高みに登り、連なる山並みに延々と伸び行く長城を眼下に見下ろした時の感動といったら!中国の広大な大地を這う、まさに万里の龍たる光景です。

それにしても大地に壁を造って領土を区切るというこの発想の、何という大胆にして雄大なことか。そしてそれ程までに歴代の帝国に脅威を与えた異民族の勃興の歴史に思いを馳せずにはいられません。

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2009年7月 9日 (木)

天才モーツァルトのお父さん?!ヨーゼフ・ハイドンを訪ねて(オーストリア)

005blogtemplate この度、「オーストリア、世界遺産巡りと湖水地方の旅13日間」の添乗より帰国致しました。
芸術の街ウィーン、音楽の都ザルツブルグ、オーストリア一美しい地方チロルや湖水地方と今回のツアーはぐるっと国内を一周するスタンダードコース。
中世の頃、ここオーストリアだけではなく、ハンガリー、スペインなどとヨーロッパ諸国に手を伸ばし、果ては中南米までをも手中にし、一大帝国を築いたハプスブルク家の厳かな建造物が国中に建てられており、当時の栄華を偲ぶことができます。
また、天才モーツァルトの故郷ザルツブルグには劇場やシアターがたくさんあったり、街中ではバイオリンやハープを気軽に弾いている現地の方の姿を見かけたりと、音楽が生活の一部であることがうかがえます。
歴史的な建物だけではなく、国土の半分以上は山岳地帯であるオーストリアは景観美も素晴らしいものがあります。特にチロル地方は大きな家のバルコニーを彩る花々が周辺の緑とのコントラストをより際立たせます。

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2009年7月 8日 (水)

奇妙?可愛!面白い!! イギリスのロマネスクを巡る旅

イギリスのロマネスク芸術を巡る旅より帰国しました。
ロマネスクというとフランスやスペインが有名ですが、英国にも多くのロマネスクが存在します。Durhamcathedral
1066年のノルマンコンクエストをきっかけに、イギリスにロマネスクが入ってきました。ノルマン様式と呼ばれるイギリスのロマネスク教会は、アングロ・サクソンが建てたサクソン様式の教会やケルト人の流れを汲む教会の跡に建てられました。その為、大陸のロマネスクとは違った特徴が多くみられ、大変興味深いです。
今回のコースではノーザンブリア地方、ウェルシュボーダーズ地方、コッツウォルズ地方、サウスダウンズ地方、サウスイースト地方を、大聖堂から小さな村の小さな小さな聖堂までロマネスクを求めて北から南へ旅しました。
イギリスではヘンリー8世の宗教改革やその後に続く清教徒革命により、多くの教会建築が壊滅的なダメージを受けました。しかしながら、都市から離れた農村には難を逃れたノルマン・ロマネスク教会が、村人たちの生活に溶け込みながら900年の時を超えて存在しています。今回訪れた教会があるのは、かなり詳しい地図でも名前が載っていないような小さな村が殆どでした。緑の丘がどこまでも連なる農村の道を走る私たちのバスがよほど珍しいのか、村人だけでなく羊や牛までびっくりして振り返ります。バスが通れるぎりぎりの幅しかない道をいくつも通って辿り着いた村の教会はどれも素晴らしく、とても甲乙つけることは出来ませんが、そのなかでも特に面白かったいくつかをご紹介します。

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2009年7月 7日 (火)

ヨーロッパの最北端、ノールカップへ!~真夜中でも太陽が沈まない?!~

07ok_4 先日、「北欧物語 15日間」より帰国致しました。

 今回のツアーは、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマークの4カ国を寝台列車や豪華客船、フェリーなど、さまざまな乗り物を駆使して回ります。弊社が取り扱っている数ある北欧ツアーの中でも、例年最も人気のあるツアーです。 特に、個人ではなかなか訪問することが難しい、ヨーロッパの最北端ノールカップの訪問は、本ツアー自慢の観光地となっています。

  北欧諸国はまさに今、厳しい寒さの冬を終え、夏のベストシーズンを迎えています。北欧といえば、冬のオーロラ観測で有名ですが、この時期の魅力は、何と言っても「真夜中の太陽」です。

朝になれば日が昇り、夕方になれば日が沈む。こうした自然のサイクルを当たり前のこととして生活している私たちには、少し想像しにくいことですが、北欧、とりわけ北極圏以北では、この時期、真夜中になっても太陽が沈みません。この神秘的なまでの自然現象は、北の大地、北極圏に足を運んでこそ実感頂けます。

今回のツアーは、ヨーロッパ大陸の最北端、ノールカップで真夜中の太陽をご覧頂くことが最大の魅力。ノールカップは、ヨーロッパの大地が、北海へと消える北の果て、マーゲロイ島の最北に位置する岬です。北緯は71度10分21秒。札幌が北緯43度0分、東京が35度45分ですので、ノールカップがいかに地球の北に位置しているかお分かりいただけるでしょう。このノールカップでは、今年は5/11~7/31までの約3ヶ月弱、太陽の沈まない夜をお楽しみ頂けます。05ok_3

ノールカップに向かうための拠点は、北部ノルウェーの重要な漁港、ホニングスボーグ。ノールカップ地方自治体の中心地となっている、人口2,800人の小さな町です。1954年にノールカップまでの34kmの道路が開通したおかげで、ノールカップ観光はかなり楽になりました。

それでも、さすがにここまで来ると、バスの車窓から見える景色はどんどん殺風景になります。森林限界を超えているため、木も緑もなく、生命観がまるでありません。灌木とツンドラ地帯が続き、時々トナカイが現れるだけの荒涼とした大地が広がるのみ。ところどころに点在する小さくカラフルな家々は、まるでおもちゃの置物ようで現実味がなく、とても人が住んでいるとは思えません。このままバスで走り続けると、やがて大地がプツンと切れて、地の果てに落ちてしまうのではないかという恐怖感さえ覚えてしまう、そんな地です。今でこそ、観光客で賑わいますが、かつては、先住民族サーメ人たちが生贄を捧げていたとされる神聖な地でもあります。11ok

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2009年7月 6日 (月)

遺跡と現代が混在する町・スプリット

Plitvice 先日、「スロヴェニア・クロアチア周遊とボスニア・ヘルツェゴビナ 13日間」のツアーより帰国いたしました。ドブロブニクなどの青く輝くアドリア海沿いの趣のある街々やマイナスイオンたっぷりの森林浴のできるプリトヴィツェ国立公園、ヨーロッパ最大級のポストイナ鍾乳洞、激動の歴史の刻まれたボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルやサラエボなど見所たっぷりのツアーです。

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2009年7月 3日 (金)

2泊3日、シベリア鉄道の旅

 先日、バイカル湖とシベリア鉄道の旅より帰国しました。Sibirien42
ノボシビルスクからウラジオストクまでを走るシビリャーク号。私たちは、今回イルクーツクからハバロフスクまでの区間を乗車しました。6月20日。気温は5度で小雨がぱらつく肌寒い朝となりました。6時14分、列車は予定通り入線。いよいよ2泊3日の鉄道の旅のはじまりに胸が高鳴ります。Sibirien11
朝食を食べた後、バイカル湖が車窓に現れてきました。列車は大きくカーブを繰り返しながら湖のほとりをぐるりと走ります。世界最深の湖は、長さ600キロと台湾と同じくらいの大きさ。走れども走れども途切れることがありません。実は鉄道建設のとき、この辺りは険しい断崖が多いため一番の難関だったため、開通したのは、一番最後の方で、それ以前はなんと冬季完全に凍結するバイカル湖の湖上にレールを敷いて走らせていたのだそうです。

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2009年7月 2日 (木)

絶景!!美しきシチリア・南イタリアの海岸線

Lberobello この度、南イタリアとシチリア島10日間のツアーより帰国しました。6月のシチリア・南イタリアは、日本の梅雨時期とは違って毎日カラっとした晴天続きでした。

シチリア島は地中海の中央に浮かび、古代より数多くの文明に影響を受け、それを元に独自の複合的な文化を育んできました。ゲーテに「世界一美しいイスラム都市」と讃えられたパレルモ、古代ギリシア神殿が残るアグリジェントの神殿の谷や、多様なタイルを使った142段の階段が印象的なカルタジローネ、そして地中海の女王と呼ばれる美しい景観のリゾート地タオルミナなどを観光します。多彩な魅力に溢れていて、ローマやフィレンツェなどの北イタリアとはまるで別の国のような印象を受けました。
南イタリアでは、トゥルリというとんがり屋根の家の集まるおとぎの国のようなアルベロベッロ、サッシと呼ばれる洞窟住居のあるマテーラ、そしてポンペイ遺跡で有名なナポリ、美しい青の洞窟・カプリ島など、各地の見所をじっくりと回りました。

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2009年7月 1日 (水)

「こんな絶景見たことない!プレーケストーレン!」

01_2 先日「ノルウェーハイキングと5大フィヨルドの旅」の添乗より戻って参りました。今回のツアーは文字通り毎日ハイキングをしましたが、一番印象に残ったリーセフィヨルドのハイキングについてお伝えします。

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2009年6月30日 (火)

サンチャゴ巡礼路を歩こう!(北スペイン)

Pilgrimage_montegozo 先日「聖地サンティアゴへのラスト100kmを歩く」のツアーより帰国しました。

100kmも歩くの!?と多くの方(同僚含む)に驚かれるツアーですが、100kmを8日間かけていきますので、1日の歩行は12~20km、時間にすると5~6時間です。今回はお天気にも恵まれ道のコンディションも良好で、荷物を背負った巡礼に追い抜かれながら交わす「ブエン・カミーノ(直訳すると良い道。良い旅路を、くらいの意味で巡礼に使う挨拶)」も明るく元気に、参加者全員で100kmを歩ききることができました。

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2009年6月29日 (月)

トルコ~魅惑の古民家、素顔の人々~

先日、「トルコ自然、歴史遺産と古都サフランボルを訪ねる旅 12日間」から帰国致しました。首都アンカラから始まり、奇岩の風景で有名なカッパドキアや、真っ白な石灰棚で足湯のできるパムッカレ、巨大な遺跡が広がるエフェソス、世界遺産であるイスタンブールの町並など、素晴らしい自然遺産、歴史遺産はいくつ見ても飽きることがありません。その中でも特に印象に残ったのは、ユーラシアの旅ならではの訪問先でもあるサフランボルや、トルコ観光に外せないカッパドキアでお邪魔した魅力的な古民家、そしてそこに暮らす人々の素顔です。 Ephesus

サフランボルに到着すると、まずは世界遺産になっている町中の小さな民家へお邪魔しました。シェヒルさんのお宅です。木造建の白壁にツタが絡み花が咲く玄関から入ってゆくと、土間のようなスペースがあります。かつてはここで家畜が飼われていたということですが今はちょっとした台所スペースとなっており、トルコチャイ用のポットが湯気を立てていました。ほの暗い階段を上がると、ギシギシと木の軋む音にこの家の歴史の深さがうかがえます。サフランボルの家は基本的に2~3階建て。1階部分はこのように土間や家畜のスペース、物置などに使われることが多く、居住部分は2階から上です。シェヒルさんに案内されて通されたのは20人ほどが座れる客間でした。中心を囲むようにしてソファーが置いてあり、真ん中のテーブルには綺麗にお花を生けた花瓶が。おもてなしの心を感じました。私たちは、そのソファーに腰をかけ、先ほど下で湯気を立てていたチャイを頂きながらシェヒルさんを囲みます。

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